症例

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根尖病変を有する下顎臼歯2歯に根管治療を行った症例

根尖病変を有する下顎臼歯2歯に根管治療を行った症例

こんにちは。
成城学園前の歯医者『マエザワデンタルクリニック成城』院長の前澤です。

今回は医院の根尖病変を有する臼歯2歯に対して行った根管治療の症例を画像と一緒にご紹介します。

患者様は他院で約1年前に根管治療してもらった下顎臼歯2歯が治療後も咬合痛が続いており違和感が取れないとのことで来院されました。

レントゲン撮影したところ透過像(膿の影)が左側下顎第一大臼歯・第二大臼歯の根尖部に認められ再根管治療が必要な状態でした。

ラバーダム防湿下でマイクロスコープを用いて根管治療を行ったところ、次に患者様が来院された際には咬合時の違和感は消失していました。
そして根管充填後、支台(土台)築造、クラウン(被せもの)セットまで行い
治療して15カ月経ちますが患者様には問題なく治療した臼歯を使って頂いております。






  • 治療前

    治療前

  • 治療後

    治療後

主訴 他院で治療した奥歯の違和感が取れない
診断名 根尖性歯周炎
治療の方法 根管治療(自費)
患者様の年齢 40代
治療期間 2歯で約3ヵ月
治療費 1歯あたり
根管治療(大臼歯の場合):¥77,000
コア(土台):¥22,000
クラウン(被せもの):¥132,000
計¥231,000
治療する際に起こる
リスク・副作用
根管治療直後は痛みや違和感が一時的に出ることがあります。

当院での根管治療は自費治療はもちろん保険治療でも部位問わずラバーダムを必ず用いて行っております。
そのためラテックスアレルギーの方などは事前にお伝えください。(ノンラテックスのシートもご用意はありますので)
下顎第一大臼歯

下顎第一大臼歯

上の初診時CT画像の断面を見ると…
今回近心根は2根管存在するが、1根管しか触られておらずその影響もあり根尖周囲に透過像(膿の影)が認められる。
下の根管治療して15カ月後のCT画像を見ると根尖病変により失われていた骨もだいぶ回復してきているのが分かる。

下顎第一大臼歯

下顎第二大臼歯

下顎第二大臼歯

下顎第一大臼歯同様、
上の初診時CT画像の断面を見てみると根管が適切に治療されておらず、根尖透過像(膿の影)が認められる。それによりだいぶ骨が失われてしまっている。

下の根管治療後15カ月後のCT画像は下顎第一大臼歯同様根尖透過像は消失しており、骨も回復している。

下顎第二大臼歯

当院には根管治療で悩まれている方がセカンドオピニオンなどで多く来院されます。時に根管治療での改善が難しいことが予想される場合、抜歯が最良の選択としてご提案させて頂くこともあると思います。
ですが残せる可能性がある限り、できる治療は責任をもってやらせて頂いております。

この患者様も元々、咬合時の痛みが取れないなら抜歯になると以前通われていた歯科医院で言われ当院に相談にいらっしゃいました。
「抜歯を覚悟してどん底にいたので物を咬める日常が戻ってくるとは思っていなかった。」ととても喜んでいただくことができました。

もし根管治療などで悩まれていたらぜひ一度ご相談にいらしてください。

マエザワデンタルクリニック成城

成城学園前の歯医者
「マエザワデンタルクリニック成城」

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